膣内洗浄の効果とは【不快感の軽減や生理痛の緩和】

おりものの異常

女性

膣内は自浄作用がある

膣内には、デーデルライン桿菌という、善玉菌が存在します。この善玉菌により、膣内は酸性に保たれて、雑菌から守られています。ところが、ホルモンバランスの乱れや、体調不良、抗生物質の内服により、膣内の環境が変化し、悪玉菌が増加することがあります。また、ビデなどを使用し必要以上に、膣内洗浄をしている時も、膣内の自浄力が落ちてしまい、悪玉菌が増加する原因となります。外陰部を、軽く流す程度で良いのです。悪玉菌が増加すると、おりものの量が増えたり、臭いが気になる、かゆみなど、おりものの異常が見られます。おりものが増えると、気になり、より丁寧にしっかりと洗おうと、膣内洗浄を繰り返す方もいますが、先に述べたように、膣内には、元々デーデルライン桿菌という善玉菌により自浄作用があるのです。そのため、石鹸やビデで洗えば洗うほど、症状が悪化する場合もあるので注意が必要です。おりものが不快だとしてもおりものがあるだけでは、病気ということにはなりません。むしろ、ホルモンのサイクルでおりものの変化がありながらも、おりものが存在しているのは正常なことです。大量のおりものや臭い、かゆみなどがなければ、基本的には膣内洗浄は必要なく、膣内の自浄力に任せるべきなのです。膣内洗浄を行う場合は、自分のおりものが正常か異常かを見極めて使用した方が良いです。異常があった場合には、ビデで治療をしようとすると悪化の恐れもあり、婦人科で適切な膣錠などで治療をした方がいいでしょう。市販のビデなどで膣内洗浄する場合は、生理の終わりかけで臭いが気になる時、プールや海水浴で膣内に水が入って気になる時、おりものが多いときに週一回程度の使用で充分かと思います。膣内洗浄を繰り返すのではなく、症状が治まらないときは受診を検討した方がよいです。